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この作品がアップされた…ということは、きっと「出産した」からでしょうか?
まだお腹の中に居る赤ちゃん…。想像もできません。
周期は丁度「連載小説〜トツキトオカ〜」と全く同じです。…主人公とは、行動は異なりますが…心の描写
がほぼ同じです。
妊娠中も、妊婦では信じられない…人に言えば、ビックリする行動ばかりしているような気がします。
専門学校の過酷な福祉実習…。本州へ一人旅…。そして…
3泊して、東京の「出版社へ」作品持込…。
数十社の出版社に、飛び込みで、今まで私の書いた作品を読んでもらおうという、単純且、計画性が全く
ゼロの行動でした。
アポなんて、とりません。アポなんて取ろうと電話でもしたら…門前払い当たり前です。
…いきなり行くんです。「妊婦が熊本からこの為だけに来ました。」…って…
…「妊婦」を利用した、私の作戦でもありました。
しかし、思ったよりも「妊娠8ヶ月」の体はきつく、東京都を歩き回る旅(度)に、お腹が張りました。
足も怪我をしており、血も噴出し、化膿してくる…。 そしてなによりも…
体よりも、初めての東京で「アポなし営業」する…という行動は、精神的にも異常な程きついものでした。
様々な出版社の中で、数件は、やはりきつい言葉で追い返され、変質者扱いをされたりもします。
夜、ホテルに付く…。夜行バスに付く…。もともと臆病な私は、気性がおかしくなりました。
上手く表現できないのですが…今までの気の張った緊張が解け、涙が止まらなくなりました。
東京に出向いて、今の私の文章力で仕事が貰える…などという甘い考えは、全くありませんでした。
ただ、ただ…「子供が生まれる前に、何か行動しておきたい」自信を付けたい、ということだけ…。
生まれてしまってからでは、数ヶ月…いや1年は、きっと身動きがとれないでしょう。
そしてこんな馬鹿な行動…。周りの皆が止めるでしょう。
…本当に、本当に…今しかなかったのです。
作戦は、ほぼ成功。…目星を付けた、大手出版社…。どれもが空まで続いているのではないか、というくら
い見上げてしまう程の…門をくぐるだけでも身の縮んでしまう大きな高層ビル…。
受付で一度は断られるけれど「熊本からきました妊娠末期の妊婦です」の言葉を連発し、編集部の電話番
号を聞きだし、ホールでの電話。「今、下にいるのですが…」の非常識な言葉にあちらは呆れ、折れる…。
そしてほとんどが書類を受け取ってくれ…中には話まで聞いてもらえる出版社までありました。
もちろんですが、その行動に対しての見返り…結果は全くありません。
でも…自信はつきました。きっといつかこの事が力になると信じています。
…今、爽快な気持ちです。うん。また何年後、力の付いた時に、また同じ事をすればいいのだから…。
これからは「作品投稿」という道に進みます。
きっと、子供が出来てからは、また新しい分野の書物が書けるのではないか…という期待もあります。
…今までの気持ちを忘れずに、私だけの描写で…。
諦めず、投稿し続け、書き続けます。
一般主婦は…まだまだ、これからもずっと前に進んでいくようです。
追伸:わざわざ、私の勝手で持ち込んだ原稿を返送していただいた「旺文社」様・「講談社」様
「主婦の友社」様…本当に有難うございました。切手を返送することしかできなかった私ですが、
これからも御社のご清祥、ご発展を心よりお祈り申し上げます。
2003 12/21 すぎもと まこと
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