よく人は「頑張って」と、相手に対して何気なく使うことがあります。私も、大抵の人には会話の締めくくりに「お互い頑張りましょうね。」の言葉を使うことが多いと思います。しかし、使わない人も中にはいます。私は「頑張ってね。」の言葉を、人によっては使ってはいけない言葉だと感じます。今回は何気ない言葉について書きたいと思います。

 この世の中には、様々な種類の人がいます。私のように、何事も前向きに考えられる人、そうでない人…。その格差というものは、私には理解が出来ないほどの距離があります。例えば、人から相談を持ちかけられた時、「何故、こんなことで悩むのだろうか」と、相手に対して、疑問を持ったことはありませんか?自分本位で考えると、理解が出来ないことですが、相手は真剣に悩んでいる事ってありますよね。それが、相手との性格の差というものだと思います。

 私の場合、周りで頑張っている人がいると、その人から元気を貰え、その人に負けないように、そして追いつこうと努力をします。そして「頑張って」と言われると、やる気が出て、本当に頑張ることができます。しかし、誰もがそうとは限りません。私とは正反対な性格の人も大勢いるのです。

何かに落ち込んでいる時の脱力感というものは誰しも感じることが出来るものです。私の場合、悩み考える時間は人よりは短くて済みますが、例えば「うつ病」というのは、それが毎日です。いつも悩みを抱えている状態…酷い時は、発作や痙攣、呼吸困難が起こり、体調をも崩してしまうこともあるのです。私には想像が出来ないほど、辛い事でしょう。これらの症状を持つ方の事を、周りはどう受け止めるかは解りませんが、私は、その辛さを経験している人に対して、誰よりも大人だと感じますし、尊敬もできます。

そして「うつ病・パニック症」を持つ人は、周りの行動、発言に日々、焦りを感じてしまうようなのです。「私もどうにかして、普通にならなきゃ」という気持は十分にあり、しかも「周りに迷惑をかけている」という罪悪感もその中にあります。「頑張って」は見るものの、どんどん焦り「頑張ろう」とすればするほど、症状は良くなりません。これらは、私が長い時間掛けて考え、想像・推測したことですが、福祉の本にも、同じようなことが書かれていたような気がします。

私のホームページの注意書き…「人によっては心を害するかもしれません。」という言葉は「文章の内容」だけではありません。私が、前向きに作家になろうと前に進んでいる事柄を目の当たりにして、焦り、傷つく人がいるだろうと思い、あえて注意書きを入れたものです。

私と正反対な性格の持ち主の方は、皆、素直で素適だと思います。女性なら、可愛く女性らしいと思います。そして私は、そのような人たちに、何気なく「頑張ろうね」の言葉を、掛けられるようになれたら…と日々願っています。その時まで、ゆっくり自分のペースでいいから、前に進んでいってもらえたらと、心から思うのです。

 


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