感応小説9



誰にも存在する「若気の至り」
ナンパし、されて…知り合ったばかりの二人がその日にセックスをするという卑猥な行為。
私の周り…私にもそれが存在していた。

それに慣れ始めた頃。
18歳になったばかりのある夜の出来事。



女友達と2人で赤のスポーツカーを走らせ信号待ちしていると、右車線に白いワンボックスカーが停車した。
海辺の町によくありがちな、ロングサーフボードを横にして乗せられるような大きな箱のような車。
そのワンボックスカーの助手席のいかにもって感じのサーファーが「窓を開けてくれ」と、手を横に水平にして両手で上下するジェスチャーで合図し、しきりに声をかけてくる。
毎度のことで、「どーするぅ?」と私は、その状況にも慣れた口調で粋がって友達に聞く。
友達も「どうしよっかぁ。」と粋がり、慣れた口調で返事をする。

信号が青に変わり、私はしばらくブレーキをかけたまま、助手席の彼にニコッと笑いかけると、彼等はそのまま発車し、ハザードを数回焚く。
私もハザードのスイッチをいれ、数回のハザードを焚き、それに答え、彼等の車の後に続く。
後ろからみる彼等の車は、サーフメーカーのステッカーが数種類何枚も貼られており、ミーハーなのがすぐに解かる。
そんなことを友達と罵倒・批判しながらも、初心者若葉マークを故意に貼らない、粋がった私がいた…。

しばらくして、赤のスポーツカーと白のワンボックスが数キロ先の国道沿いの巨大なゲームセンターの駐車場で堕ち合った。

「こんばんわー。」
相手も2人。友達の助手席側と、私の運転席側に彼等は1人ずつ話しかける体制になった。
暗い駐車場。かなり近づかないとお互いの顔が見えないくらいの外灯照明しかない。
私は、運転席側にきた彼を窓を開けて受け入れ、よく顔を見た。